アロマ調香会の様子

2025年11月17日 08:00
カテゴリ: アロマ調香

2025年5月からはじめましたアロマ調香会。

11月16日で2025年の開催は修了しましたので、どんなことが体験できる会なのか、改めて書きとめておきたいと思います。


【アロマ調香会とは】
アロマブレンド(調香)を楽しみたい方で集まり、アートを自由に解釈して香りを創る会です。

アロマブレンド(調香)を楽しむ方の中には、資格を取ったけど、アロマブレンドを習ったけど、なかなか実践の場がないという方もいらっしゃるかと思います。

この会では、参加者同士の香りの交換やレシピの交換だけでなく、アートをどのように解釈して、なぜその精油を用いてその香りを創ったのかという「アロマブレンド(創香)の発想の交換」することを目的としています。

全国のアロマブレンドをされる方々との交流も目的としていますので、対面参加だけでなく、オンラインでのご参加も可能です。

5月・6月は、パウル・クレー の「双子」について
8月・9月は、葛飾北斎の冨嶽三十六景「凱風快晴」について
10月・11月は奈良美智の「春少女」について
感じられることを精油をブレンディングしてクリエイションしてきました。

【アロマ調香会で得られるもの】

アロマ調香会は、アロマお友達と実際に一緒に調香して感想を言い合いたいという希望がありましたが、やってみるとブレンドの勉強になるだけではなかったです。

今は本も音楽も映画も、スマホひとつで手軽にアクセスし消費できる時代ですが、

アートと香りを通じて『自分でクリエイションする、それと人と分かち合える』というのは
自己表現、自己受容という点で最高のヒーリング時間でした。

【オンライン参加の場合】

オンラインでの参加の場合は、使用精油は参加者様負担にて、
・対象のアートのポストカード
・アロマブレンドをいれる小瓶
・主催者片見があらかじめ作成したサンプルのブレンド
をお送りし、オンラインでおつなぎして開催します。

【アロマ調香会のルール】

①アロマの協会への所属や資格の有無などは問いませんが、ブレンド技術をお伝えする講座ではありません

普段よりアロマブレンドを教えたり、創香されている方のご参加が多かったですが、必ずしもアロマブレンドの資格は必須ではありません。
かと言っても、こうやってアートの香りを作りますと教えるような講座でもありません。

実際にアロマブレンドの資格はお持ちでない方も参加されましたが、普段から色々な調香ワークショップに参加されている方でしたので、理由を持ってひとつひとつ精油を選んでいただけました。


②AEAJのアロマブレンドデザイナー基本精油、ブレンドの幅を広げる精油を中心とした精油でつくること

イランイラン、クラリセージ、グレープフルーツ、サイプレス、サンダルウッド、ジャスミンAbs、ジャーマンカモミール、ジュニパーベリー、スイートオレンジ、スイートマジョラム、ゼラニウム、ティートリー、ネロリ、パチュリ、ブラックペッパー、フランキンセンス、ベチバー、ペパーミント、ベルガモット、ベンゾイン、ミルラ、メリッサ、ユーカリ、ラベンダー、レモン、レモングラス、ローズAbs、ローズオットー、ローズマリー、ローマンカモミール、シダーウッドバージニア、トンカビーンズ、プチグレン、ガルバナム、システ、バイオレットリーフAbs

このほかの精油も使用可能ですが、「発想の交換」ができないような希少精油の使用は会の趣旨に添いません。

③参加者同士の交流が目的ですが、MLMなどの営業の機会としないこと

次回は、2026年1月より、第三日曜日に開催します。

1/18(日)・2/15(日)10時~12時 
フィンセント・ファン・ゴッホ「糸杉と星の見える道」について

夜のプロヴァンスの田舎道を描いた絵ですが、夜にしては風景が鮮明で明るく、月だけでなく、金星と水星も描かれています。

アロマテラピーでも使われる糸杉 = サイプレスは、天高くまっすぐ育つ木ですが、ゴッホの手によって描かれるとなぜぐるぐるクネクネしてしまうのか。

よくよく観てみるとミステリアスで、ゴッホはこの絵でなにを表現したかったのか、色々な解釈ができそうです。

あなたはこの作品からなにを感じますか?
またもし、香りにするとしたらどんな香りにしますか?


ご参加ご希望の方は、お問い合わせフォームよりご連絡くださいませ。

次回の2026/1/18(日)の会は、1/9(金)正午までが締め切りです。

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